
お疲れ様です。ワニガメです。
今回は、GL工法について記録します。
みなさんはGL工法をご存じでしょうか?
エアコン屋なら一度はマンションで「うわ、GLやんけ」と思ったことがあるのではないでしょうか。
意外と知らない業者さんもいる印象ですが、個人的にはGL工法を知っておくことはとても大切だと思っています。
GL工法は、主にRC造のマンションなどで採用されている工法です。
GLボンドという団子状の接着材で、石膏ボードをコンクリート躯体に貼り付けています。
このGL工法で個人的に気になるのが、近年の大型エアコンです。
最近の多機能機種は20kgを超えるものも多く、重量だけでなく重心も手前側になっている印象があります。
そのため、ボードアンカーだけで固定する施工には少し不安を感じています。
実際に、GLボンドの経年劣化などが原因の一つと考えられる室内機落下事故もあるそうです。
ネジ式ボードアンカーであればアンカー自体が抜けてしまうイメージがありますが、GL工法の場合は石膏ボードごと落下してしまう可能性も考えられます。
そのため、いくら傘式ボードアンカーなど抜けにくいアンカーを複数使用しても、ボード側に問題があれば安心とは言い切れないのではないかと私は考えています。
そして、このGL工法は意外とよく遭遇します。
もちろん、胴縁が入っているマンションもあります。
ただ、私の経験ではGL工法の方が多い印象です。
下地があるマンションに当たると「神マンションだ!」と思ってしまいます。笑
中にはGLボンドの下に下地が入っている珍しいパターンもあります。
また、GLボンドにビスを打つと効いたような感触になることがあります。
ですが私は、その感触だけで固定できているとは判断しないようにしています。
むしろ、躯体まで効いているかどうかを意識するようにしています。
GL工法では固定方法をどうするか悩む場面もありますが、私自身は可能であれば躯体に固定できる方法を検討しています。
例えば、コンクリート躯体へロングビスで固定したり、公団ボルトを使用したりする方法です。
ただし、コンクリートへの施工は建物の管理規約や管理会社への確認が必要になる場合もあるため、その都度確認することが大切だと思います。
エアコン屋の立場からすると、「もう少しエアコンを取り付けやすい構造だったらなぁ」と思うこともあります。笑
もちろん建物にはさまざまな事情があるので簡単な話ではないと思いますが、多機能機種が大型化・重量化している現在では、固定方法について以前より慎重に考える必要があると感じています。
実際の現場では、ボードアンカーのみで施工されているケースも少なくない印象です。
もちろん施工方法は現場や条件によってさまざまですが、室内機の落下はお客さんにとっても施工する側にとっても避けたい事故です。
だからこそ私は、GL工法の現場では固定方法をいつも以上に意識しながら施工するよう心掛けています。
以上、ワニガメの記録でした。



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