独立前の修行時代で身についた「1人でやる覚悟」

どーも、ワニガメです。

私は会社員時代、工場で働いていました。エアコン屋として独立しようと決めてから、協力業者を募集している会社に連絡し、師匠となる方を紹介していただきました。

会社に勤めながら、休みの日に師匠の現場へ同行。月に5回ほど、現場で勉強させていただく形でした。

初めてお客さんの家に同行した日のことは、今でも覚えています。赤の他人の家に上がる。それだけで、工場勤務とはまったく違う世界でした。

当たり前ですが、めちゃくちゃ緊張しました。

その後、会社を退職し、約2ヶ月の有休消化期間を使って、ほぼ毎日同行させていただきました。(退職は、しっかりボーナスをもらってからです。笑)

この時点では、まだ開業日も決まっていません。それでも、いつ独立してもいいように、作業工程の予習と復習だけは欠かさずやっていました。

修行期間中も、今も、YouTubeで作業動画を見てイメージトレーニングをしています。頭の中で段取りを組んでから作業に入る。これは本当に重要だと思っています。

なぜそこまで段取りにこだわったのか。

それは、独立したら完全に1人作業になるからです。誰も横で助けてくれる人はいません。会社員時代なら、失敗しても「まあ今回は仕方ないな」で済むこともあります。個人が直接お金を出す場面は、ほとんどありません。でも独立後は違います。自分のミスは、そのまま自分に返ってきます。場合によっては、自腹で弁償するしかない、という世界です。

今振り返ると、同行現場で身についたのは、技術もそうですが、 「覚悟」 の部分も大きいです。

・人の家に入るときの緊張感
・作業前に一度立ち止まる癖
・頭の中で一通り作業を流す感覚
・「ここでミスしたら終わる」という重さ

これらはマニュアルでは学べません。ですが、1人で現場に立つようになってから、確実に効いてきています。

誰でも最初は初心者です。ただ、お客さんからすれば、工事をする人が初心者か熟練者かを選ぶことはできません。だからこそ、「たまたま来た業者がハズレだった」と思われるのではなく、「この業者でよかった」と思ってもらえるように、少しでも早く技術を身につけ、プロとしての自覚を持って現場に立つことが大切だと思っています。

独立前の修行時代は、技術を教わる場所であると同時に、「1人でやる覚悟」を身につける場所でした。

以上、ワニガメの現場の記録でした。

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